桑名市無形文化財
一般に、千羽鶴といえば、一羽の鶴を千羽折って糸でつないだものをさしますが、ここで紹介
する千羽鶴は、江戸時代に魯縞庵義道(ろこうあんぎどう)によって考案されたもので、1枚の紙
から連続した鶴を作る折り方です。
義道は、『千羽鶴折形』を出版し、名称に狂歌を添えて49種の折形を紹介しています。
折形とは、折りあがった完成した形をいいますが、義道は、この本で、1枚の紙に切り込みをいれ
切り離さずに数羽の鶴をつなぐ折形を完成させています。その卓越した工夫と技巧のみごとさは、
目をみはるものがあります。
このすばらしい文化遺産を紹介しようと、何回か展示いたしましたが、案外ご存知ない方が多くて
展示会場で目をまるくしてご覧いただくことが多かったのです。そのため、梅田大丸上の階で展示
したときには、会場側から要請がでて、展示を一週間延期いたしました。今回はホームページ上で
すこしずつ紹介していこうと思います。

1羽の親鶴の背に
4羽の子鶴が繋がっています。
添えられていた歌
花菱や桔梗や桐の紋尽くし
毛生え道具を送る嫁入り荷

--------------------------------------
桑名市無形文化財