
力強く、しかも妖艶、実に美しい!

三春の滝桜は、エドヒガン系の紅枝垂れ桜で、天文年間に植えられたと
言われています。日本を代表する三大桜(根尾の淡墨桜・山高神代桜・
三春滝桜)といわれており、薄紅色の花をつけた枝々が、地面まで垂れ
た姿が、滝を流れ落ちる水の姿に似ているところから、この名が付いた
と言われています。高さ12メートル、根周り11メートル、樹齢1000年
をこえると言われます。地元の苗木を扱っておられる方の話では1100年
とのことです。
大きな滝の流れのように枝を垂れ花咲く姿は力強く勇壮、1000年の齢を
超える老木ながら、活き活きと咲く花の姿は実に美しい。
花見の丘に登り、大きく迂回して滝桜を四方から眺めました。見る角度に
よって滝桜は妖艶ともいえる姿を見せます。枝垂れに咲く花々は活き活
きとしています。別の角度からは、年古りにし老木の貫禄のようなものを
感じさせます。
三春の町はこの季節は、町全体が桜モード。町中を散策すると寺院や
建造物の庭先、道路などに、滝桜の子供たちをはじめとして、多くの桜
が植えられていて、町全体が桜の園という感じ。住宅から声をかけて
下さった方は、家の近くの桜を指して、「この木はね、うちが30年ほど前
に植えたんですよ」と誇らしげに語られました。この地の方の桜への想い
を感じさせる、ふれあいのひとときでした。
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