
むかし、かわいい女の子がいました。
いつも赤い頭巾をかぶっているので、
みんなから「赤ずきんちゃん」とよばれて
いました。
ある日お母さんがいいました。
「おばあさんの病気見舞いにケーキと
ワインを届けて頂戴。みちくさをしては
いけませんよ。」
赤頭巾ちゃんが、森の中を歩いていると
おおかみがやってきました。
「赤ずきんちゃん、どこへいくの?」
「おばあさんのお見舞いにケーキとワイン
を届けに行くの」
それを聞いて、狼はにやりとしました。
(ようし、ふたりともたべてやろう。)
「赤ずきんちゃん、まわりをみてごらん。
花がきれいに咲いているよ。ほら、小鳥も
たのしそうにうたってる。」
「ほんとうだ。おばあさんに花束をつくって
あげよう。」
赤頭巾ちゃんは、お母さんの注意も忘れて
夢中で花をつみました。
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